いい感じで何気にそっと始まっていく感じの音作りの中で進んでいく。
そう、ティアドロップ・エクスプローズの何気ないいい感じの部分を丸出して始まっていくのだが・・・・問題は、それが特徴という部分にまではつながっていかないところなのだろう。
そう、本当にポップで聞きやすい感じで悪くはないのだが。。。それを彼らの求めているのだろうか?そういう疑問が何気に出てきてしまうのが、まあ期待しすぎだったという部分があるからなのだろう。そう、ジュリアン・コープ単独が先の体験というのがやはり大きいのだろう。
何気にポップという点が不思議そのものの世界に彼はいるように思えるからだ。
しかし、本当に聞きやすいということも確か。ギターの音は真剣にカッコよさあふれていることは確かだ。だが、それを求めているわけではないという部分で何気に評価はなかなか難しい部分が出てくる。本当に聞きやすい悪くない作品なのだが・・・・・・・・
とにかくはこの時の時代背景がちょっと今とは違う部分があったり、聞き手側での期待の部分もあった。聞きやすさを求める相手ではないということがすべてなのだろう。
ネオサイケの中での存在というものが彼にはあり、だがここではそれはほぼないといっていいだろう。だがバンドをやるという面では結構とにかくは分かりやすくていい感じがある。
おそらく彼の地元でもそうだったのかもしれない。軽く優しく歌いかけてくるかのような錯覚が一番よくないのかもしれない。バンドとしての音作りは分かりやすく、だが適度に個性をの部分が結構あり、うん、正直バンドをやるかたには結構おすすめできるのかもしれない。
音作りの参考として聞くには最高の一枚だろう。極端なテクニック至上ではなくまとまりで聞かせていくという音の流れは実際に流しっぱなしでも問題はない・・・だが・・・・そう印象が・・・
うーむ、無念の一枚というのが本当のところなのだろう。結構流しっぱなしで聞くだけであれば悪くないのだが・・・・・無念かな?????