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ペギースーサイド |
打ち込みの激しい音から始まるギターアルバム。・・・・ということは何かが起こるのでは・・・・・と期待していると違う展開がやってくる。。この作品は2枚組で各1枚ごとにphase分けしている状態で展開されていく。そう物語を意識したつくりをしているわけだ。結構内省的雰囲気がこの時代の音ということなのだろう。ネオサイケの流れの中での大きな展開をしていくという部分に当時の彼の立ち位置というものがあったのだが、極端なサウンド重視ではなく、その曲の内容ということでで、かなり堂々とした内容となっている感じがあり、聞きごたえはある。だがこれは感じ方やこの手の音楽に対する感じ方も大きく影響する部分になってはくる。そう2枚となるとその部分が・・・・、しかしそれは杞憂であった。やはりなんだろう、結局は説得力というアーティストとしての必要な部分を完全に満たしているという部分が彼の本当の魅力として伝わってくるのがこの作品の特徴かもしれない。逆に以前の作品と合わせて聞いていくと、その変化や世界観の面白さがより伝わってきて・・・・このあたりは本当に好みとか相性の問題になるのだが・・・・・。昔からあるこのダルな感じの音楽はその日の体調にも・・・これは大げさだが、まあ要注意。1,2枚目とは軽く線を引いている部分があるのかもしれないが、これは円熟ということなのかもしれない。まあ不思議なようで、そうではないような・・・・うーむ。だけど時々聞くと悪くないというのが本音。時々スピーカーを鳴らしてくれている。
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曲目 |
Phase One
1.PRISTEEN
2.DOUBLE VEGETATION
3.EASY EASY RIDER
4.PROMISED LAND
5.HANGING OUT & HUNG ON THE LINE
Phase Two
1.SAFESURFER
2.IF YOU LOVED ME AT ALL
3.DRIVE ,SHE SAID
Phase Three
1.SOLDIER BLUE
2.YOU......
3.NOT WAVING BUT DROWNING
4.HEAD
5.LEPERSKIN
Phase Four
1.BEAUTIFUL LOVE
2.WESTERN FRONT 1992 CE
3.HUNG UP & HANGING OUT TO DRY
4.THE AMERICAN LITE
5..LAS VEGAS BASEMENT
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