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バディ・ガイ、ショートストーリー |
日本におけるブルースという部分では絶対にはずせない人。何気に実はみてしまう機会がありそうなぐらい、頻繁に日本に来てくれていた。私も確かどこかで数度・・そういう状況だな。日比谷野音に週末いてくれそうな感じすらしていたは大げさだな。チェスのころよりもそれ以外の時期の方が知られているというのが本当のところのような気すらする。
その昔の廉価盤でのライブ盤のベースの音がチューニングがおかしいがそのままリリースされるというぐらいライブ盤(THSI IS BUDDY GUY)での活躍がその昔は多かったような気がする。その昔・・・35年ほど前は、そういったところの作品しか手に入らず完全に伝説と化していたという状況であった。しれがP-VINEのチェスレコードリリースが始まり、それからアリゲーターレコードでの発売が続き一気に入手が楽になりその知名度がいきなち増したということがある。何しろ日本でのブルースというのは、このP-VINEのチェスという部分が非常に大きかった。そこまではトリオレコードが気をきかせてくれていた程度。ローリング・ストーンズの影響での彼らのルーツ的攻めで何気に聞き始め、それからというのが本当のところだろう。それ以前は本当にマニアの音楽であったのが事実だと思う。
その紹介の中でバブル経済があり、いきなり入手が楽になったということも追い風になった。そして野音でのライブなどがあったりして一気にブルースの代表者的存在になっていった。音そのものは間違いなくブルース。歌い方特徴がある部分とストラトキャスターの音が独特の音と化して、バディ・ガイの存在というものがでていったのだった。そう熱く演奏されるが内容は特にというものではなく、シカゴの中の中堅といったト取扱いになっていたような気もする。だがそのライブプレイは熱く、本気でその音にのめりこみたくなるようなものもあった。アリゲーター時代が彼の真骨頂だろう。その音が楽しくそして熱く伝わってきたのがこの時期。入手も楽。機会あったらこの時代からというのが本当のところ。とにかく暗いという部分のない熱いプレイを楽しむのが一番かと。けっこういいですよ。その昔ブルースバンドをやった時にジュニア・ウェルズとの共演盤でのMESSIN'
WITH THE KIDをやったことがある。うん、気楽なブルースという感じかな。ブルース入門におすすめのプレイヤーだな!
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バディ・ガイの作品 |
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