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ブルースのCD

ブルースの黎明期

本格的にジャズを聴いているわけではないので完全に門外漢の文章になろうかと思います。ジャズは50年代のものが最高であるとされておりその後のものは一般にはジャズは死んだとされている時代もありました。それが様々な音楽の新たな発展とともにその音楽性の高さと演奏力の凄さ、そしてそれに伴う表現力のすごさが再発見され再び注目の音楽になっている感じがします。なんだかんだのブルーノートという部分もありますがそれ以外のフリージャズといわれる分野でも新たな才能が発見(出現)し一般にもその姿が知られることになり一部では再び流行の音楽となりつつあります。まあこれは音楽の輪廻(ジム・モリソン発言)とでもいえる部分なのかもしれませんがその内容のスリルには何年たっても衰えを感じない部分があります。の後、天才ロバート・ジョンソンが登場してくる。

ブルースの発展

変則チューニングにボトルネックというギタースタイルが確立されかつ単純なワークソングであったブルースがロバート・ジョンソンの登場により歌に変化が生まれ、かつ彼の歌には一般的なポップさが感じられたためか一気にブルースの広がりというものにつながっていった。これらの南部独特の音楽が人口の移動などがありシカゴを中心にして独特のブルーススタイルが発展し確立していく。1950年代のチェス・レコードによりマディ・ウォーターズらが登場しシカゴブルースと呼ばれる最も有名なブルースのスタイルが完成していく。これに対しウェスト・コースト地域ではT-BONEウォーカーらが洗練したブルーススタイルを確立していく。またこれらのスタイルが乱立しそれぞれが発展していく過程でBB・キングが登場しその地位を確かなものにしていった。こういった中でブルースの巨人達が続々と出現していった。またこれらの発展がイギリスを代表するヨーロッパに輸出されロックが誕生していくこととなる。

ブルースの衰退と再評価

1950年代に隆盛を極めたブルースだが、その音楽スタイルが固定的過ぎたためか新たな音楽の息吹が聞こえ始めた1960年代以降一時は存在しないかのような存在になっていった。これを変えるかと思われたのがマジック・サムだ。だが彼が若くしてなくなったためブルースのスターというものが過去の巨人達となっていく状況となりまたしても影に隠れた存在になっていったのだ。だがイギリスを中心としたロックの巨人達により再評価されそしてレスペクトされていることが伝えられるにつれブルースは復活していった。そしてロバート・クレイが登場し一般にその姿を現すことになっていった。その後は白人ミュージシャンによる再評価にともない世界的に復活の過程を歩んでいるかのようだ。まさしくこれぞ不死身の音楽といった感じなのだろう。

掲載アーティスト名

BB・キング
マディ・ウォーターズ
マジック・サム
S・B・ウィリアムソン
バディ・ガイ
リトル・ウォルター
T・B・ウォーカー
R・JR・ロックウッド
ロバート・ジョンソン
ローウェル・フルソン
F・ロビンソン
ライトニン・スリム
S・イーグリン
ハウリン・ウルフ
J・G・ワトソン
L・ホプキンス
J・L・フッカー
ロバート・クレイ
R・ウィルキンス
スリム・ハーポ
R・ナイトホークス
ジミー・ロジャース
J・B・ルノアー
アルバート・コリンズ
フレディ・キング
ルーサー・アリソン
ジェイムズ・コットン
リトル・ミルトン
C.ゲイトマウス・ブラウン.
R.L.バーンサイド
ジュニア・ウェルズ


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最新更新日 2021年9月5日

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