|
グレイトフル・デッド 1st |
グレイトフル・デッドのファースト・アルバム。当初メジャーでのデビューを嫌がっていたデッドを口説き落としなんとか製作したのがこの作品。デビュー前からアンダーグラウンド・シーンで高い評価を得ていたバンドだけに演奏力等はこの時期で既に完成されている。内容は基本的にはブルージーな感じのあるアメリカンロック。聞きなれるまではなんだか地味な感じで聞きづらいと思うのではないかと思います(私も当初そうだった。)ただ彼らの音世界にはいり、その音の深さ等が理解できてくると全く見方が変わってしまう作品だ。この作品のリマスター前のヴァージョンに入っている曲は彼らのライブにおける重要なレパートリーを多く含んでいる(というかライブ盤があまりにも多いのでほとんどが重要な・・・ということになりかねないのだが)アメリカの緩いロックは駄目だという人には全く向きませんので要注意。しかしこの緩さの中にあってもジェリー・ガルシアの音は光輝いている。ただし緩いといっても核心部分はかなり鋭い刃をもったようなつくりになっており平凡なアメリカン・ロックのバンドとは大きく隔たりがある。かめばかむほどに良くなる作品だ。
|
曲目 |
1 |
THE GOLDEN ROAD(TO UNLIMITED DEVOTION) |
2 |
BEAT IT ON DOWN THE LINE |
3 |
GOOD MORNING LITTLE SCHOOL GIRL |
4 |
COLD RAIN AND SHOW |
5 |
SITTING ON TOP OF THE WORLD |
6 |
CREAM PUFF WAR |
7 |
MORNING DEW |
8 |
NEW NEW MINGLEWOOD BLUES |
9 |
VIOLA LEE BLUES |
|
|
|
|
|
|