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TAKE NO PRISONERS
テイク・ノー・プリズナーズ
LOU REED
のC D
HEADLIN

テイク・ノー・プリズナーズ

 ルー・リードの2枚組のライブ。
 他の時期のライブ盤とは違い、全体に音楽が
 ひたすらファンキーであり、なんだかとても
 お気楽ご気楽状態での演奏になっている。
 シリアスな曲もシリアスな雰囲気ではなく
 肩の力を抜いた演奏になっている。
 ただし極めて言葉は辛らつで皮肉が多い。
 できれば日本盤を買うか、中古の日本盤を探すのが
 お薦め。「ラジオ・エチオピア」(パティ・スミス)
 を皮肉り「ラシオ・ニューヨーク」だと言ってみたり、
 皮肉交じりの言葉の連発にはルー・リードの
 詩人としての冴えが見られる。ルー・リード現在までの
 全体的な流れからみるとちょっと不振期のライブ盤
 なのだが(メタル・マシーン・ミュージックの悪影響から
 抜け切れていない)まあ、ライブハウスでお気楽に
 ライブをやれば、こんな感じにもなるさというような
 内容だ。この当時レコード会社がいろいろとサウンド面
 での冒険(4ch録音、ビクターのCD-4とか
 ソニーの4チャンネル録音とか・・・)があり、
 ここではバイノーラル録音というヘッドフォンで聞くと
 臨場感が増すという面白録音がされている。
 そんな話はさておき他の傑作ライブ、
 例えばライブ・イン・イタリーとか、からみると圧倒的に
 目立たないライブだがまあ悪くはない。
 ただこれがルー・リードの音かと言えば
 まあこれは異端なのでしょう。
 ルー・リードをいくらか聞いてみて変わった面を
 しりたいと思ったときに聞くのが一番。
 
 曲目
 
1 GIMMIE SOME GOOD TIMES
2 DIRT
3 STREET HASSLE
(A)WALTZING MATILDA
(B)STREET HASSTLE
(C)SLIPAWAY
4 I WANNA BE BLACK
5 REAL GOOD TIME TOGETHER
6 SHOOTING STAR
7 LEAVE ME ALONE
8 WAIT


ルー・リードの作品

1972 LOU REED
1972 TRANSFORMER
1973 BERLIN
1973 ROCK'N ROLL ANIMAL
1974 SALLY CAN'T DANCE
1975 LOU REED LIVE
1975 METAL MACHINE MUSIC
1975 CONEY ISLAND BABY
1976 ROCK'N ROLL HERAT
1977 STREET HASSLE
1978 TAKE NO PRISONERS
1979 THE BELLS
1980 GROWNING UP IN PUBLIC
1982 THE BLUE MASK
1983 LEGENDARY HERAT
1984 LIVE IN ITALY
1984 NEW SENSATIONS
1986 MISTRIAL
1989 NEW YORK
1990 SONGS FOR DRELLA
1992 MAGIC AND LOSS
1996 SET THE TWILIGHT REELING
1998 PERFECT NIGHT LIVE IN LONDON
2000 ECSTACY
2001 AMERICAN POET
2003 THE RAVEN
2003 LE BATACLAN '72
2004 ANI ,MAL SERENADE




最新更新日 2024年7月14日

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