|
THE STORY OF THE CLAH VOLUME1 |
クラッシュの歴史を淡々と2枚のCDにまとめた結構悪くない作品として仕上がっている。そう、何気に聞きたいと思うとき、何があったのだろう?的な感じの時、それ以上に重要なのはなぜにイギリスでレゲェが流行し、そのままダブにも流れていったのかが何気に理解できるような好盤としても仕上がっている。
そう、この作品はパンクとしてのクラッシュよりもその後のダブ中心に変身していった彼をを本当によく伝えてくれている。何故にバンクラバーがイギリスで大ヒットし、そしてその後につながっていったのか?この作品だけで十二分に把握できるというすごさがある。ジャケは完全にパンクロッカーとしての地位を気づきました的なものになっているが内容はむしろレゲェの一種としてやダブバンドとしての彼らを物の見事に分かりやすく丁寧にかつ端的に示しているのだ。そして意外にももともとのパンクバンドとして堂々と出ていた時代の部分でも結構そのビートはレゲェだったりもする。
イギリスでのレゲェの立ち位置までも見事に示してくれているこの作品は結構気楽に呑気に日の当たる部屋で聞くと案外どころか完全にマッチしているところがなかなかの驚きの感じに思わずなってしまう。いやあ、なんだろう音楽の楽しさをものの見事に伝えてくれる白人ダブバンドのお気軽なパンク化というのが一番正しい聞き方なのかもしれない。いやあ、何年たっても不思議な魅力と聞きやすさのある謎を秘めたバンドだ。これはちょっと言い過ぎか?だがそのぐらい結構イメージや普通の立ち位置とは違う彼らの真実を確実に伝えてきてくれることは間違いない。とがったレゲェの音を呑気に楽しみたいとき、本来のダブではなく気楽なダブの音やレゲエの音を聞きたいという向きにも結構合うのかもしれない。本気で結構楽しめるベスト盤だ。
|
曲目 |
DISC1
1.THE MAGNIFIGENT SEVEN
2.ROCK THE CASBAH
3.THIS IE RADIO CRASH
4.SHOULD STAY OR SHOULD I GO
5.STRAGHT TO HELL
6.ARMAGEDON TIME
7.CLAMP DOWN
8.TRAIN IN VAIN
9.THE GUN OF BRIXTON
10.I FOUGHT THE LAW
11.SOMEBODY GOT MURERED
12.LOST IN THE SUPERMARKET
13.BANKROBBER
DISC2
1.WHITE MAN HAMMERSMITH PALAIS
2.LONDON'S BURNING
3.JANIE JONES
4.TOMMY GUN
5.COMPLETE CONTROL
6.CAPTAL RADIO ONE
7.WHITE RIOT
8.CAREER OPORTUNITES
9.CLASH CITY ROCKERS
10.SAFE EUROPEAN HOME
11.STAY FREE
12.LONDON CALLING
13.SPANISH BOMBS
14.ENGLISH CIVIL WAR
15.POLICE AND THIVES
|
|
|
|
|
|