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THE JAM、ショートストーリー |
1977年の大パンクブームの中でデビュー。日本では3枚目からの紹介になっていたはず。そう、まだその当時は日本盤でなかなか出るということがあまりなかった時代。その中でのニューウェイブムーブメントがあり一気にイギリスのバンドの作品が大量に発売されるようになっていった。オール・モッド・コムズが実質的な日本でのデビュー作。
過去のイギリスのロックの中でのザ・フーなどの音の流れなどもあり・・・・だがこちらは三人できっちりと自分の歌を歌っている感じで過去のモッズブームとはちょっと違うものでむしろこちらが本流なのだろうな!的な音で結構いい感じで聴けていた。だが、やはり小粒さ加減が評価が高まらない原因となっていき、その中でのポール・ウェラーの突出が目立ちはじめ、そして解散。モッズというよりも次の音楽への流れの中での解散のような感じでもあった。とにかく三人組のバンドの音のまとまりのよさと、独特のビート感が結構いい感じの疾走感を招き、非常に素早く、分かりやすい音楽をやっていったのであったが・・・・結局はバンド内でも限界を感じたのか、何気に作品はまとまりだけで何気に作っている感が出始め、その中で逆に鋭さがあるが全体的には違う肌触りが出てくる感じがでてそして解散。実質にはポール・ウェラーの離脱でバンドそのものがなくなった的な解散であった。とにかくはイギリスの音であることは確かでこのなかなかの突っ込みのある素早いビート感がなかなかいい感じでいまだに軽くなにか聞きたいというときの選択の中に入っていたりもする。しかしやっぱり三人組の限界がすべてだったと、いう感じで静かにその扉を閉じた的解散だった。いやあ・・・・なつかしい・・・・・ |
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ザ・ジャムの作品 |
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