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スーパー・フライ! |
軽く気楽にコンガの音色で始まるこの作品。基本は映画のサントラ。カーティスの説得力のる歌声が全体を包み、決してその歌声から聞き手は話されない。言葉が短い時があってもその説得力のすごさはたの追従を決して許さない。その歌声が出始めのコンガが延々と裏でたたかれ続け全体を覆っている。カーティスの歌を中心にして全体がまとまり、そして心の中にじわじわと迫ってくる。ギターのワウもベースのビブラートもその前向きな音の方向がカーティスの方を向き一切はなそうとはしない。このすさまじき一体感はなかなか他ではきくことができないものだ。FREDDIE'S
DEADはここで聞くことができる。まとまりのある音の中にさりげなく入っていく効果音が非常に印象的。インストで支えられる曲もあり、これがサントラであること印象付けている。追い込んでいくかのようなベース音が印象深い曲もあり、これがサントラ盤であることを印象づけている。しかし最後のタイトル曲のバンドの遊びの余裕がこの作品を見事に印象付けている。映画のサントラというよりもカーティスの見事な4作目という表現が正しいだろう。 |
曲目 |
1 |
LITTLE CHILD RUNNIN' WILD |
2 |
PUSHERMAN |
3 |
FREDDIE'S DEAD |
4 |
JUNKIE CHASE(INSTRUMENTAL) |
5 |
GIVE ME YOUR LOVE(LOVE SONG) |
6 |
EDDIE YOU SHOULD KNOW BETTER |
7 |
NO THING ON ME(COCAINE ON ME) |
8 |
THINK (INSTRUMENTAL) |
9 |
SUPERFLY |
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