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ウォー、ショートストーリー |
話はとても古いが1960年代にイギリスからブリティッシュ・インベイションという音楽の流れがあったときにその中で注目をされたアニマルズのリード・ヴォーカリストでそのド迫力さが魅力であった故エリック・バートンがアニマルズ崩壊後にプロデューサーのジェリー・ゴールドシュタインにデンマーク人のハープ奏者のリー・オスカーと当時クリエイターズとかナイトシフトとかいった名前で活動していた当時のウォーのメンバーと出会い活動を開始したのがウォーだ。当時エリック・バートンは「ラブ・イズ」というサイケ色の強い作品を出したものの不評で(この作品にはポリスのアンディ・サマーズが若干16歳で参加している。)完全に行き詰っていたのだが、この出会いにより息を吹き返すことになった。要するに1962年から始まっていたバンドにエリック・バートンが参加して新たなバンドを組みあげたといた感じのようなものだろう。(かなり乱暴だな)
いきなりシングル曲「スピル・ザ・ワイン」が全米3位にチャートインするなどしたがその後2枚の作品を出した後にエリック・バートンは脱退しその後単体でのウォーの活動が始まった。エリック・バートンが抜けた後はその独自性が出始め1970年代には注目を浴びるバンドであった。特にセカンドアルバム以降ライブ盤までの間は黄金期でありそのうえ日本にもやってきて素晴らしいライブをやったことが伝えられている。アルバム主義でもあったが優れたシングルもありそのバンドの力量はすごく特にそのグルーヴ感は特筆すべきものがある。注目されたのはボブ・マーリィが思わずパクッタのではないかと言われた「スリーピー・イン・ダークネス」(ボブはゲット・アップ・スタンド・アップでこの曲をまねしたのではないかといわれているが定かではない)を含んだ実質的セカンドアルバムの「ALL
DAY MUSIC」であろう。とにかくものすごくリズム隊がいた上に全体の演奏は良く締まりそのなかによく歌うベースに全体で表現されるその迫力はすごいものがある。
どちらかといえば南米的のりがあり基本的に明るく力強いといった感じの音が跳ね跳んでいるといった感じでもあります。粘り理強さもあり聴きごたえのあるものになっていますが南米系の音楽が苦手だと難しいかもしれない。とにかく70年代初頭を代表するバンドであったことは確かであり一時的に再評価された時期もあった。またHIPHOPの初期には取り上げられることが多かったバンドでもあった。聞いて損は絶対にないといえるバンドだ。
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ウォーの作品 |
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