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バック・トゥ・ザ・ワールド |
録音状態はいいものではない。だがそのノリであったり完成の度合いは極めて高く大傑作の域に達している作品だ。ほとんど自主制作的なつくりのため、非常に聞きづらい瞬間もあったりすることは否めない。だが、一人での録音とは思えない音の重なりや、細かなギータカッティング、オーケストレーションはどのくらい綿密につくったのだろうか?と思わず考えてしまうほどの出来だ。曲の完成度合いも高く、これが本当に真剣に状況のよいところでの作成であったらどのくらいの大傑作になったのか全く想像がつかない感じの出来だ。目の前にカーティスが同道とギターを弾きながらプロデュースをして体にマイクをくくりつくの状態の姿を勝手に想像してしまったりも思わずの状態の音だ。出だしのバックトゥザワールドの叫びは言葉が分からなくとも伝わってくるぐらいの素晴らしい出来だ。他の曲も本当に綿密にリズムが寝られており、全くその音が崩れるということを知らない形でどんどん突き進んでいく。大音量で堂々と聞きたくなる本当であれば大音量で野外で聞きたくなるような音だ。間違いなく大傑作といえる作品だろう。とにっかうはデモテープレベルの音質だけが本当に残念な作品だ。音のかなたに聞こえる音が理解できる人に超お勧めの作品。人の熱情というものを真剣に目の前で見せつけられているような作品だ。
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曲目 |
1.BACK TO THE WORLD
2.PICTURE SHOCK
3.RIGHT ON FOR THE DARKNESS
4.PICTURE SONG
(LOVE A GOOD WOMAN, LOVE A GOOD MAN)
5.IF I WERE ONLY A CHILD AGAIN
6.CAN7T SAY NOTHIN'
7.KEEP ON TROPPIN'
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