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イン・ザ・スタジオ SPECIAL AKA |
いい感じで軽く復活した雰囲気の中で進んでいく、本当に考えてはいるがとても素直な作品。
考え過ぎでの制作だったような雰囲気は確かにある。だが数回続けて聞いてもまあ抵抗はない感じで、本気で休日のお供には悪くない作品だ。
そう、やっぱりこのビートが好きという部分が大きいのだろう、そうではないと根本的にダメというのがスカ基本とされているバンドの音なのかもしれない。
ただし、そんなにスカくささはない。そうであったのかもしれないが、むしろお気軽なスカ系のポップな音という表現が正解なのかもしれない。
とにかくヴォーカルの優しさがすべてなのかもしれない。その昔のスペシャルズ的な音とはこのあたりが大きく違っているところなのだろう。
お気軽な作品というには大仰な部分もあり、真剣にむしろ余計に考え過ぎをやってしまったのかもしれない。
正直、歌に真剣さがありすぎるのかもしれない。見事な歌いこみにより表現をするという方向に流れ過ぎたのだろう、きっと。だから考え過ぎかもねと感じるのだろう。
音の作りは真剣そのもの、昔のスカ丸出しというかスカビートの強調があった時代との違いがあまりにも露骨なところがなんだかなにつながっているところがあるのだろう。
流しっぱなしにしておくのであれば悪くはない作品。そう、本当にポップで気楽で聞きやすく、結構リラックスできるということも確かだ。私はこのリラックス感が結構好き。
で、まあ適度に何気に聞いているという実態が・・・・・・間違いなく悪くはないよ! |
曲目 |
1.BRIGHT LIGHT
2.LONELY CROWD
3.GIRLFREIND
4.HOUSE BOUND
5.NIGHT ON THE TILES
6.NELSON MANDELA
7.WARCRIMES
8.RACIST FREIND
9.ALCOHOL
10.BREAK DOWN THE DOOR
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