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WAILS |
いやあ。出だしから大きく攻め込んでくる。ド迫力のブルースだな。ただしシカゴのような場合とは違い、やはりBBの世界は彼の世界だから、バックについているものが違う部分でやはりオーケストラ的迫力になってくるわけだ。その中できっちりと表現力豊かに歌を歌いあげ、そしてギターをキチンときれいに流してくる。そう50年代の音楽がここに明確にあるというのがこの作品の特徴だろう。そう、だから受け入れられない人は絶対に難しいだろう。やはりオーケストラバックに歌われるブルースって、さすがにこの世界が好きな人に限られるだろう。好き嫌いはともかくとしてこの50年代のブルースの学習という面では最高のものかもしれない。そういう気分でもなければ、さすがに参った!的部分はどうしてもある。まだまだギターとBBという感じではない状況なのだ。クックカウンティが出だしの私にしてみると、もういきなりのドッキリカメラ状態。そう、50年代の映画音楽的雰囲気丸出しなのだ。逆を言えばそれが好きな人には間違いなく最高の作品だろう。うーむ、だがそれって結構今では・・・・どうなのだろう??たまに聞く分には悪くないことは確か。確実に演奏力は高い上に聞いてもらいたい雰囲気丸出しなだけに非常にそういう気分であれば最高だろう。50年代映画音楽的雰囲気が好きな人には超お勧めの作品
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曲目 |
1.Sweet Thing
2.I've Got Papers On You Baby
3.Tommorow Is Another Day
4.Come By Here
5.The Fool
6.I Love You So
7.The Woman I Love
8.We Can't Make It
9.Treat Me Right
10.Time To Say Goodbye
11.You've Been An Angel
12.You Shouldn't Have Leit
13.Shake Yours
14.My Silet Paper
15.Recession Blues
16.We Can't Make It (From the Recording Session)
17.Worry Worry (From the Recording Session)
18.Everyday I Have The Blues
(with members of the Coubt Basie Orchestra)
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