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フィティスト・オブ・ザ・フィッティスト |
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バーニング・スピアの12枚目の作品.適者生存の意味かと。
柔らかく始まっていく1枚。ただし歌詞に何かしら大きな意味があるのだろうというところだな。1983年の作品ということもありサウンド面ではキーボードの音が当時の柔らかなシンセサイザー音であったりもする。極端に音で攻めてくるということは当然ない。あくまでも歌を支えるサウンドとうう形でその世界が広がっていく。適者生存のこの場合の意味は?ということがやはり問題なのだろう。淡々とその問題をダブ音になりそうな音と柔らかなレゲエビートのギターが全体をささえているような空間を広がるための音がここにはある。そう、完全にカラオケに歌が載っていくいくというのが本当のところなのだろう。とにかく音の柔らかさが耳に残る作品。そう、何気にBGMで言葉が気にならなければ、変に心休まる音という状態。主張を柔らかく告げている、そういったところが本音の作品に聞こえてくる何気に流しっぱなしであれば日本では本当に柔らかな就寝前の音という取扱いでも大丈夫な作品の仕上がりになっている。はたしてここでの言葉はいったい何を言っているのだろう。残念ながら歌詞はついていないCD.どこかでこの作品の本音を・・・はまあ、日本では難しいのかもしれない。とにかく、キチンとしっかりと作ってある作品であることは確かだ。傑作ではないが、音としてはキチンとしかっりと作られている作品だ。ベースが生きてるね。レゲエだから当たり前だな。
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曲目 |
1.The Fittest of the Fittest
2.Fire Man
3.Bad To Worst
4.Repatriation
5.Old Boy Garvey
6.2000Years
7.For You 8.In Africa 9.Vision |
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