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ALAGBON CLOSE
フェラ・クティ
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アラグボン・クローズ
ひたすらキーボードが暴れまくる中で何気に後ろから何かが迫ってくるかのような、いつもの始まりかたが、なんとも言えずに気持ちを盛り上げて、フェラの登場を待ち望むような体制を作ってくれている。この長々と続くキーボードの音がなんとも言えずに開幕を知らせるような音であり、そしてそのスピード感が、この先に始まってくる世界の音の流れを予感させるものになっており、結構楽しく聞くことができる感じだだが逆に始まりが待っていられないという人もきっといるだろう。まあ、一種の宗教儀式と思えば、なんとも言えずにその登場が楽しみになってい来る。そういう始まりの中でフェラ、歌というよりも語りなにかラップの原型なのか?的な歌の始まりで入ってくる。これはいつものことに近いのだが、ここではそれがビートに完全にのっていてかつバックのコーラスが見事にそれに連なってい来る感覚のスピード感が本気での疾走感を見事に出していてなんとも言えずに気分のいい音の構成を弾きづり出してくれている。しかしこワンパターンに近い音の構築が、結構その一つ一つの楽器の音を聞いていくとかなりとんでもなく細かくキチンと構築されてその全体Wお作り上げていく様が見えてくるようで、非常に気分のいい感じがする。そう、テーマは疾走なのかもしれない。その疾走感で自分たちの王国を作り上げていくのだ的雰囲気がなんとも言えずに寝ぼけた頭を一気に覚ましてくれるのが楽しいところだ。しかし、こうやってキッチリと聞いていると、間違いなく彼がラップの原型だったのだなと確信が芽生えてくるのが不思議だ。そう、とにかく彼の疾走感のあるラップが完全に聞き手を話さないとい状況を作り上げてくれているのだ。しかし歌以上にとにかくはサックスの語りが結構素晴らしい。あっという間にその世界に引きずり込むという楽器の音の凄さをものの見事に表現してくれている。参りました。いや、本気で体に疾走感がないときに聞くのが本当にいいのかもしれない。この感覚が政治関係の方には面白くなかったのだろうね。いや、どんな政主張も彼の一発の語りで吹っ飛んでしまう!そう、それがフェラ・クティの凄さだ!いやあ、思わず聞きこんでしまうのが恐ろしいところだ。
曲目
1.ALAGBON CLOSE
2.I NO GET EYE FOR BACK
フェラ・クティの作品
FELA RANSOME KUTI VOL1&2
LONDON SCENE
OPEN&CLOSED
EXPENSIVE SHIT
HE MISS ROAD
GENTLEMAN
EVERYTHING SCATTER
ALAGBON CLOSE
KALAKUTA SHOW
NO AGREEMENT
UP SIDE DOWN
ZOMBIE
SHUFFERING AND SHMILING
ORIGINAL SUFFERHEAD
ARMY ARRANGEMENT
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最新更新日 2020年11月7日
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