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kalakuta showフェラ・クティのCDEADLINE

カラクタ・ショー

見事なサックスの音で始まっていく。一瞬違う国の昔の音に聞こえてくるのが、まあやっぱりなんだかんだで人間って同じなのだなと感じさせてくれるところだ。
軽〜くお涙方向の音からサックスの音がまとまっていく。
そう、そうなると音全体の印象が変わっていく。ぐいぐいと前に進んでいくかのような状態になってまとまりが出てきて、落ち着きながらも何気に大きく訴えかけてくる声での歌が出てくる。そう、本当にこれって、戦いの歌なのだなと大きく体の中にしみこんでい来るかのような感じになっていく。全体をまとめ自分の共和国をまとめ進んでいく。音楽で全体を引き締めるといった感じが本当に強い。
そう。カラタク共和国なのだ!ちょ、いうことを思い出させてくる音になっている。
この音が日本に初めて紹介されたのがそうやら1975年らしい。40年以上前の音なのだが、そのパワーとビート感のノリのよさは本当にそのままの力をもっていまだに生きている感じで聞くことができる。人間の凄さというのはきっとこのあたりから出てくるのだろうと、思わず感じてしまう音がここにあるわけだ。
しかし、フェラが「カラクタ・ショー」と歌いあげていくときのバックのコーラス隊の盛り上げかたの凄まじい。単純に音楽なかで作られているというわけではないということを知らしめされる瞬間がその瞬間にあるわけだ。
とことん自分の共和国に根差した音というものを追及したのがこの作品ということなのかもしれない。
いやあ、なんだろう、人間のパワーの凄さと信念の重要さを思い知らされる音ということが目の前にあるというのも凄まじい時代だ・・・といいつつもかなり昔から手元で適度になっているというなんとも言えない感覚が。。。。。うーむ、参りましたです。


曲目
1.KALAKUTA SHOW
2.DON’T MAKE GANRAN GANRAN



フェラ・クティの作品

FELA RANSOME KUTI VOL1&2
LONDON SCENE
OPEN&CLOSED
EXPENSIVE SHIT
HE MISS ROAD
GENTLEMAN
EVERYTHING SCATTER
ALAGBON CLOSE
KALAKUTA SHOW
NO AGREEMENT
UP SIDE DOWN
ZOMBIE
SHUFFERING AND SHMILING
ORIGINAL SUFFERHEAD
ARMY ARRANGEMENT




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最新更新日 2020年11月7日

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