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HARDCORE JOLLIES |
ひたすらのギター弾きまくりの展開が凄まじいPHASE1。本当に凄まじいばかりのひたすらのソロギター!いったい?そういった感じのある始まりが強烈に印象に残るファンカデリックの9作目。はたしてこのギターはいつまで続くのだ???そいう感じすらする。時代がそうさせたのか、彼らが根本的にそうなのか?そういった疑問を持ちつつも思わず聞いてしまうところが、まあ本気で楽しい作品であることの証明につながっているのだろう。途中からはひたすら歌中心になっていく。ひたすら歌いこんでくれるのだ。だがそのビートのつくりからのファンクさ加減があはり、なんだろう、軽くビートの効かせかたが通常とは違う感じだ。ファンクビートがとにかくゆるく確実に迫ってくる。その迫り方の腰の落ち方が完全にはなっている感じがあり、なんともいえない密着感のある作品に次第になっていく。ギターの絡みかたも時間が経てばたつほど絡みの深さが増していく感じで音そのもののビート感の腰の落ち方の雰囲気がなにかしら、はるかに普通では考えられないビート感を体に与えてくれている。しかし凄まじいギターアルバムであることも確かだ。ただし極端に何か独特のものがあるわけでもないので非常にうまいバックのギターといった雰囲気になってしまっているところだけが残念。コンセプトはあっても何かが足りない感じのギターがもう少しうまく行けばとんでもなく面白い作品になったのにね・・・・と、いいつつもここまですごいギターというのもなかなかね。しかしこのスピード感の独自性には本当にびっくりの作品だ。
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曲目 |
1.Osmosis Phase One
2.Comin' Round The Mountain
3.Smokey
4.If You Got Fruit,You Got Style
5.Hardcore Jollies
6.Terribitus Phase Two
7.Soul Mate
8.Cosmic Stop
9.You Scares The Lovin' Outta Me
10.Adolescent Funk |
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