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エイント・ナッシン・ストッピング・アス・ナウ |
とにかくヴォーカルの声の伸びがすごい!そういった趣でバックの女性ヴォーカルの声が本気で伸びる。演奏云々よりも圧倒的なヴォーカルの声にノックアウトされてしまう(ちょっと表現が70年代風)極端に斬新なものがあるわけではない。むうしろここまでのソウルの歴史通りのことを懇切丁寧に強烈なヴォーカルの声で表現していくその時代の音そのものの音だ。
斬新という言葉は全く似合わない、強烈なバックのついて丁寧なファンクソウルの作品だな。とにかく歌の強さには圧倒される。これぞバンドの音といった趣の強い作品だ。
だから曲に強烈なものがあるわけではない。むしろ、この世界の音楽が好きではない場合には退屈になるのかもしれない。そのぐらい、ひとつの色一色に染まりまくった作品ということができる。ヴォーカルの生かし方というものを研究したい向きには超お勧め。ロッコのベースも丁寧に弾かれ全くそのヴォーカルを消そうとするようなこともない。確かに誰も止められないという音はしているがあくまでも向かっていく方向が同じろいう意味なのだろう。ファンクのヴォーカル研究のための一枚だな
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曲目 |
1.Ain't Nothin' Sroppinn' Us Now
2.By Your Side
3.Make Someone Happy
4.Doin' Alright
5.Because I Think The World Of You
6.You Ought To Be Havin' Fun
7.Can't Stand To See The Slaughter
8.It's So Nice
9.Deal With It
10.While We Went To The Moon |
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