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イースト・・ベイ・グリース |
歴史的(おおげさな!)デビュー作。
開始からこのバンドの魅力満載状況で始まっていく。見事なホーンセクションの語り口が本当に印象的。全てがホーンで語られていくという部分が本当に新鮮だ。そしてバックについているヴォーカル陣のうまさも絶句もの。全ての要素において彼らが基本はスタジオ・ミュージシャン(と、いう話なのだが)であるということを見事に証明している。本当にすべてのセクションがうまさ、と、いう言葉でくくられていても確かに間違いはないうまさだ。絡みの緊迫感が本当にスリリング。ギターのカッティングもすべての音が全体でまとまって出すためのものとして完全に働き、そしてとにかくはリズムセクション。ドラムのすごさと、それに対応するベースの応用力のすごさ。いやあ、本当にいくら聞いて飽きがこないのは、このあたりのまとまりの良さから来ているに違いない。何回聞いても飽きの来ないきわめて緻密に作られたホーンセクション中心のファンクソウルアルバムというのがこの作品の位置づけとしては一番正しいのだろう。収録時間の間はこの緻密なファンクに持たれて体を休めたい感じが強い。だが大きく発展する前の基礎ということもお忘れなく。聞くのはある程度他の作品を聞きまくってからでもいいかも
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曲目 |
First Serving
1.KNOCK YOURSELF OUT
2.SOCIAL LUBRICATION
3.THE PRICE
Second Serving
4.BACK ON THE STREETS AGAIN
5.THE SKUNK, THE GOOSE, AND THE FLY
6.SPARKLING IN THE SAND
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