記念すべきファーストアルバム。
現行版はボーナストラック2曲つき
(Used to be a cha cha の別ヴァージョン他未聴)
jacoの奏法のほぼ全てが網羅されている。
コピーするならこの1枚ですね。
(かなり難しいのだが)
コピーしてみるとよく解るのですが
やっぱりひたすら手が大きいことがわかります。
portrait of tracy なんか完全にネックを握っています。
ギターなんかで普通に指1本で
全ての弦を押さえ込んだりするコードがありますが
(よく初心者がめげるFの押さえ方といえば解りやすいです
ね。)
まあアメリカ人というか白人が
よく親指をネックの上のほうから握るようにおさえたりします
がそれをベースでやっています。
ハーモニックスとルート音を1本のベースでひくのです。
結構簡単の思えたりしますが、
リズミカルに音をとらえるのが究極に難しいです。
速引きは体育会系訓練で弾ける様になりますが
、この手の繊細な部分は
音楽そのものを感じないと弾けないでしょう。
逆にDonna lee やCha chaの方がコピーは楽かもしれない。
(ただしある程度弾きこなせることが条件ですが。
初心者にはとうてい弾けません。)
しかし三連の速さと16分の速く鋭く正確な2フィンガー、
音楽を引き立たせるミュート技凄いですね。
単に聞くだけでも大名盤
(Come on come over はさすがに古さを感じさせる)
これが好きになれないのであれば、
jacoは聞かない方が吉です。
またUsed To Be Cha Cha はハービー・ハンコックが
ピアノを弾いていますが途中で演奏についていけず、
ジャコが勝手に弾きまくったそうです
この曲はスタジオ・ライブとのことです。
ジャコそのもののアルバムです。
曲目
1.DONNA LEE
2.COME ON ,COME ON
3.CONTINUUM
4.KURU/SPEAK LILE A CHILD
5.PORTRAIT OF TRACY
6.OPUS POCUS
7.OKONKOLE Y TROMPA
8.(USED TO BE )CHA CHA
9.FORGOTTEN LOVE