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ワード・オブ・マウス |
いきなりのコンピューターのようなベースプレイで始まる。 Crisisそのままジャコの危機に行き着いてしまった。 このアルバム発売後warnerから契約解除され、実質的ソロラストアルバムトなってしまう。ジャコが志向していたビッグバンドを実現したアルバムダ。だからと言って個人技も忘れたりはしない。クロマティック・ファンタジーは名演。 この演奏はひたすら三連の嵐。なめらかに弾くのがとてもクラシックの曲を引き出してきたりビートルズの曲を引きしてきたりするが、すべてジャコ調と言っていいほどの独特の仕上がりです。しかしここに収められている演奏をコピーするのは大変だ。基本的にはスケールを2フィンガーで的確に速く弾けることできなければどうにもなりません。特に彼の三連の嵐は極めて高度な技であるのでリズムが悪ければあっという間に番う曲になってしまいます。しかしこのアルバムに社運の一部を思わずかけてしまったぐらい当時のジャズ・フュージョン・ブームは凄かった。おかけでジャコの命まで縮まってしまった。作品単体で考えた場合いろいろな曲調の作品がある悪くない作品。傑作までとは行かないまでも彼の代表作としてあげる人がいても文句はない。ただ他のこの作品以前のものと比べると少々なにかが足りなく感ずるのはたぶん彼に期待している音とは違う音がここにあるからなのだろうと思う。ただしTWINSで志向した彼の音の原点はこれなのだ。
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曲目 |
1.CRISIS
2.3VIEWS OF A SECRET
3.LIBERTY CITY
4.CHROMATIC FANTASY
5.BLACKBIRD
6.WORD OF MOUTH
7.JOHN&MARY |
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