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バドゥイズム |
ニュークラシックソウルの歌姫のデビュー作。全体のサウンドが何かしらどこの世界なの?的雰囲気で全体が締り、その中できっちりと隙なく進んでいく雰囲気がなにかしら冷たさを感じさせ進んでいく。とにかく全体の冷ややかな感じが彼女の歌声に完全にマッチし、どこもでも果てしなく世界のような雰囲気を醸し出す効果を生み、何やら本当に新たな「ソウルの歌姫」という状況を完全に作り上げている。
その冷ややかな感じのなかでも彼女の声にはなにかしら温かみがあり、聞いていて心休まるものがあるのが不思議だ。
この不思議さがこの作品の基本なのだろう。
だからバドゥイズムなのだろう。
彼女の完成された世界への玄関が、この作品の大きな目的だたのかもしれない。
収録されている曲も本当に繊細な感じをさせながらも、その歌声や細かな行き届いた部分がしっかりとしており、この作品の骨の太さを理解させられていくことにつながっていることは間違いない。
言葉をより一層の繊細さをこめて歌っているから、この作品の厚みや温かさ、そして究極の繊細さが本当によく表現されている。デビュー作ですでに傑作状態。本気でいまだに凄い。
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曲目 |
1.Rimshot(intro)
2.On a on
3.Appletree
4.Otherside of the game
5.Sometimes
6.Near lifetime
7.Afro
8.Certainly
9.4Leaf clover
10.No love
11.Drama
12.Sometimes...
13.Certainly(Flipped it)
14.Rimshot(Outro)
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