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ザ・ベル・アルバム |
ひたすら優しく歌いかけてくれる。本当に心の底からの思いやりを感じるような歌が続いていく。しかし本当に声域の広い人だな!そのおかげで曲の隅々が伝わってくるような感覚に襲われる不思議さのある歌からいきなり始まっていく、そう、本当に歌の作品集だ。そのおかげでバックの音にもその優しさが乗り移ったかのような音になっていて、全体で心の優しさを表現しているかのような音作りになっていて、そしてそれが本当に全く違う環境にいるはずのこちらにも伝わってくる不思議さがある。とにかくは弦の使い方と歌がひたすらピッタりと一体となって飛び込んでくるのでなんだろう、聴き逃し的な気分にはならずになぜか思わず聞いている不思議さがある。ひたすら彼の歌を最高の状態で聞こえるように作った、本当に歌のアルバムだ。だからよけいな音はどこにもない。しかし不思議とベースが歌っているかのような音を出しているのが不思議。それがこの当時のHIにおけるソウルアルバム作成のポイントなのだろうか?ファンクではなく、そして楽器が余計に走り出すこともない。いやあ、このレーベルの音作りが本当に歌をもっともうまく聞こえるように作るという中で作っているということがよーくわかる音作りだ。ソウル・アルバムとはかくあるべし!的音が好きならば超お勧め。だが違う方向の人はちょっと逆に大変かもしれない。
ソウルのおける歌と音ということを考えるキッカケになるかも・・
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曲目 |
1.BELLS
2.LOVING YOU
3.FEELS LIKE SUMMER
4.GEORGIA BOY
5.I FEEL GOOD
6.ALL IN ALL
7.CHARIOTS OF FIRE
8.DREAM
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