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シュガー・マイノット、ショートストーリー |
私が彼の音を初めて聞いたのがp-vineから出た「This is lovers rock stylely」という編集盤がでた時です。レゲエがまだまだ知られていなかったときにDJ物やこのラヴァーズ・ロックとかのそのレゲエの細かなジャンル別に紹介したのです。当時このアルバムに含まれていた「Good
Thing Going」が大ヒットしておりその12インチヴァージョンがはじめて聞いた音源です。シュガー・マイノットは当時もうベテランの域に達していたシンガーで自らのレーベル「ユース・プロモーション」を持ち後進を育てながらの活動をしておりました。その直後来日。私もその当時新宿厚生年金会館で見ました。まだまだ客は入らずガラガラに近い状態でシュガー・マイノットはステージの隅々まで走り回りその軽妙な動きと説得力あるその歌で観客を魅了していました。彼が世界的に評価されたのが前述の曲でした。なんとイギリスでチャート1位を獲得しその勢いとプロモーションを兼ねダブアルバムを発売「アフリカン・ルーツ・アクト3」と名づけられたこのアルバムはコレクターズアイテムと化している。この当時はワッキーズというスタジオで活躍をしていた。そしてこの後名作「Wicked
Ago Feel It」を発売。日本では発売元が発表直後会社 をたたみあっという間に入手困難となっていく。1996年にタキヨンレコードからCD化されるも再び入手困難状態にあるようだ。その後もコンスタントの作品を発表し続けその優しい声とゆったりとしたサウンドで独自の世界を切り開いていく。後進の育成にも力を注ぎなが らの活動を続けていったのです。作品はかなりに入手困難になりつつあるが優しい気分に浸りたいときにお勧めの偉大なるシンガー、シュガー・マイノット 超お勧めデス。
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シュガー・マイノットの作品 |
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