|
JOHN BARLEYCORN MUST DIE |
優しげに始まり、そして演奏に時間が経つにつれ熱さがノリはじめそしてひとまとまりになってい。バンドがどのように成立し、そして次に進むの?その答えがこの作品にあるように思えてくる。なんだかんだでスティ-ヴィーの声は熱さを帯びそして増していく。この歌のノリがこの作品を完全に支えきっている状況だ。
そう、そしてバンドが完全に一体化したときのまとまり方はすごく訴えかけてくるものが言葉の壁を飛び越えてやってくるかのような錯覚にまで陥らさせられてしまう。この作品は本当は地味な内容であることが予想されるが、現実の演奏はそれらをすべて乗り越えてトラフィックというバンドの存在を明確にして、そしてそれを本物の武器としてやってくるかのような熱さとすごさを携えて襲ってくる。だがなんだかんだのウィンウッドの声だろう。すべてを明確にして完全にこちらの聞きたい気分を持って行ってしまう。そう、何故にという部分の解答が彼の声にあるのだということがこの作品の真の魅力なのだろう。しかしキチンと明確に割り振られ見事に演奏しきるそのバンドとしての力もものすごいものがある。ベースだけ聞いていても思わずそれで満足させられてしまう音がここにある。派手なものはないが、とにかくこの作品で訴えたいものはすべて伝わってくる。ここに紹介しているものはアイランドリマスタの一枚として出たもの。ボーナストラックとライブのオマケ付きこの当時の彼らのすべてがこの作品にあるといっても過言ではない1枚になっている。(8-11がボーナス)
|
曲目 |
1.GLAD
2.FREEDOM RIDERl
3.EMPTY PAGES
4.I JUST WANT YOU KNOW
5.STRANGER TO HIMSELF
6.JOHN BARLEYCORN MUST DIE
7.EVERY MOTHERS SON
8.SITTEIN' HERE THINKIN'
9.BACKSTAGE& INTRODUCTION
10.WHO KNOWS WHAT TOMORROW MAY BIRLING(LIVE)
11.GLAD(LIVE)
|
|
|
|
|
|