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サヴァイヴァル |
ゆったりとした雰囲気ではあるがいきなり始まるのは世界中はトラブルだらけとまあ2013年の現在でも全く当てはまる曲で始まる。だがこの曲とジンバブエ、アフリカ・ユナイトを除けばちょっと曲的には平凡な出来になっている。
このあたりからボブは病気ではないかという説が流れ始めていたはず。そう、ちょっと精彩に欠ける感じが強いのだ。
だからなんとなくゆったりとした感じになっているのかもしれない、少なくとも戦闘的な雰囲気はまるでない。言葉は辛辣なものがあるのかもしれないが、歌や曲から強さを感じられないのだ。あれだけ闘う姿勢丸出しだった男と同一の人間には思えないほどゆったりとした感じが強い。確かに銃撃をされたりするようなことがありシビアな環境にあったことは確かだが、それでもあのボブ・マーレイがという感が強いのだ。
平凡な作品だが有名な曲も含むボブの最終章の中の一つの作品。そんなに強さは感じないが、心の豊かさは感じさせる内容の作品だ。本当にしかし、この後の死が迫っているのを感じていたのだなと思わず勝手に思い込むたくなるような意外と闘わない優しいボブがここにいる。
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曲目 |
1.SO MUCH TROUBLE IN THE WORLD
2.ZIMBABWE
3.TOP RANKIN'
4.BABYLON SYSTEM
5.SURVIVAL
6.AFRICA UNITE
7.ONE DROP
8.RIDE NATTY RIDE
9.AMBUSH IN THE NIGHT
10.WAKE UP AND LIVE
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