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SKYLARKING |
ちょっとやりすぎたかな感のある作品。基本線はホレス・アンディだが、プロデュース側がちょっとホレス・アンディの声を生かし過ぎたかな?と、いう不思議な感じで出来上がっている作品。
そうレゲェというよりも、レゲェアーティストをうまくその当時の新しい音に入れ込んで制作した作品というのが正解のような気がする。曲の出来も悪くなく、結構いい感じで聞くことができるということは間違いない。だが、その感覚はその音に対する好き嫌いや気分で大きく動いてしまうところで作られてしまった、というのだ正解なのだろう。余計な部分がなしでという認識で聞くことができるわけだから、もう聞き手がどこまでそれをうまく認識しつつ本来的部分を聞き分けながらということになっていくと結構、いや、かなりいい感じの作品であることも確かだ。発売当初は何気にその方向性の音を聞いていたということもあり、結構いい感じでの取り方をしていた。そう、不思議な浮遊感が結構よかったわけだ。ホレスの声の独特の浮遊感とうまくマッチしているということもありハマルともうはまりまくるというのが真相というか、まあ現実なのだろう。、ということでボーナストラックは名前を聞いてピンとこない場合は聞かない方が正解なのかもしれない。要するにその手のアーティストの手による再構築作品というのがこの作品の位置づけになっていくからだろうと。
まあとにかくはホレスの浮遊感を楽しむには結構いい一枚であることは間違いない。
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曲目 |
1.Spying Glass
2.Natty Dread A Weh She Want
3.Black To Sleep
4.One Love (With Massive Attack)
5.Don't Let Problems Get You Down
6.Fever
7.Children of Israel
8.Money Money
9.Girl I Love You
10.Elementary
11.Every Tongue Shall Tell
12..Skylarking
13.Do You Love My Music
14.Spying Glass(With Massive Attack) |
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