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Killer Again |
インナー・サークルのWANTEDを元に制作されたダブアルバム。
音が重いこともなくさりげなく進んでいく感じで非常に聞きやすい作品となっている。
そう、なにかしらの重い音というものはここではなく、キチンと元を音を崩さずにダブとして流している感が結構いい感じにきくことができる。
ビート云々や演奏そのものよりもダブの中でのジェイコブ・ミラーの声などのバンドそのものが持つ特徴を見事にとらえているともいえるエンジニアリングで本当に聞きやすい音になっていく。ここでのエンジニアのよさがこの作品を本当によくしているわけだが、演奏そのもののよさがそれの元としてのよさになっており、WANTEDを聞きたくなるような感じだ。
だが問題は一つだけ。どうしても声などだけがバンドの音に聞こえる部分での他の音のクセのなさなのかもしれない。はたしてWANTEDなの?というものを感じたときには結構難しい部分があるのは間違いなく確かだ。本当にダブというものがいかにエンジニアの音なのだということを見事に表現してしまっているダブアルバムがこれなのだろう。
本気で聞きやすいという部分は間違いないが、逆に言えば、特にこれでなくてはならないという部分にかけていることは確かだろう。
だが本当に聞きやすくて昼間の明るい部屋の中でも大丈夫!というなんだか不思議な感覚になってしまうということが・・・・どうなのだろう?だけど本当悪くなダブだということは間違いない。
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曲目 |
1.The Black Spy
2.Straight To Cuddy's Cheat
3.Laughing Babylon
4.Copper Bullet
5.Joshua A Lost
6.Warlera Hill Rock
7.Psaa The Pipe
8.SMG Skank
9.Badness Nover Pay
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