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トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ、ショートストーリー |
なにしろ結成が1962年という脅威の大巨人。本当にレゲェの大巨人でであるフレデリック・ヒューバートが中心となりキングストンで結成され、そのまま存続し、レゲェが日本でも聞かれるようになったころどころかいまだにその存在が生き続ける凄まじいバンドというか凄まじいアーティストだ。コクソン・ドットの元からのデビュー。そうなんだかんだとあったはずのレゲェの世界の中で生き続けている本当にレゲェの歌という存在の中で、非常に分かりやすく明るい曲を提供し続けてくれているのがトゥーツ&ザ・メイタルズだ。92年には来日までしている。ひたすらポップなフィールドの中での音なので逆に目立たなくなっている部分があるのがこの人の特徴なのかもしれない。日本では政治的な部分が非常に注目をされている音楽なだけに、それを感じさせないということが逆になんだか目立たない原因を作っているという不思議な存在というかレゲェの大巨人だ。本当にポップで聞きやすく本当に明るく、勝手に聞いているだけで体が元気になってい来るという非常に不思議な音で本当に欠かさせない音になっている。まあ、とにかくは不思議な大巨人という評価でもいいのかもしれないが、本当に気楽に気持ちよく聞ける作風は疲れているときに結構よかったりもする。歌がとにかく先にやってくるという当たり前のことがここにあるというのがこの人の特徴だろう。本気が肩の力を抜いてくれる不思議なバンドだ。
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トゥーツアンド・ザ・メイタルズの作品 |
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