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ジャイアント |
的確で、細かなミスも「ない感じのあるプレイからいきなり始まる本当に聞きやすく適度にポップなジョニギターの作品だ。西海岸的な音というよりもポップフィールドでも・・・これは大げさかな・・・そのぐらい聞きやすく艶がありのびやかな音を聞かせてくれるブルース作品も珍しいだろう。まあとにかくは一曲目のタイトルのサブタイトルはクィーン・オブ・ザ・ディスコだ。そうそのぐらい明るくポップな雰囲気を出すブルースアルバムは他ではそう聞くことはないだろう。艶というよりもカラッとした明るい雰囲気という表現が一番合うのかもしれない。バックの音もその流れにあった明るい音で昔からのブルースの流れからは軽く離れ、明るい音を出すことに大成功している。本当にブルースフィールドにいた人間の出したポップソング集という表現の方があっているのかもしれない。ギターのコピーというよりも、西海岸の明るいきさくなブルース作品という方が圧倒的に正しいだろう。当時のブルースの向かっていく新たな方向性を軽く示しているのかもしれない。間違いなくブルースアルバムという表現は正しいとは言えないだろう。だがギターの挿入の仕方や基本的な弾き方はやはりブルースの領域のものだ。その部分が彼をブルースフィールドにとどめている原因なのだろう。結構悪くはない聞きやすい作品だ。 |
曲目 |
1.Miss Frisco(Queen of The Disco)
2.Tu Jours Amour
3.Gangstar Of Love
4.Guitar Disco
5.Wrapped In Black Mink
6.You Can Stay But The Noise Must Go
7.Baby Face(She Said Do Do Do Do
GONUS TRACKS
8.Gangstar Of Love(EDIT)
9.MissFrisco(Queen Of The Disco)
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