エブリシング・イズ・エブリシング
きっちりとした演奏で始まる。
そう、あのライブの世界がいきなり全面に広がってくる。
そういう印象で始まるダニー・ハサウェイの作品。
見事なベースプレイによって本当に曲そのものが際立って聞こえてくるという不思議な現象の中で始まっていく
ダニー・ハサウェイの記念すべきデビュー作だ。
本当に丁寧につくられている。
なんら隙がないように的な感じでのしっかりとしたプロデュースで作られている見事な作品だ。
だが逆を言えば、ちょっと肩の力を抜いて。。。。。と、思わず言いたくなるような瞬間があることもも確かだ。
しかし、見事にすべての曲をダニーがきっちりとその曲を伝えるためn歌っているのだ的な強さがある。
そう、全くもって手抜きがない・・当たり前だが・・
思わずそんなことを感じてしまうほど、熱く全身の力が入りまくっている作品だ。
しかしこのビートの柔らかな作り方も結構いい部分がある。
古いがのどかで気が休まる、そういう感じかな。
本当に当時のソウルののどかさと熱さが味わえるつくりになっている。
とにかくベースが歌っている。
ダニーと一緒にベースも歌っているのだ。
その他のバックの歌も声も音もすべてが歌っている。
本当にいい感じの作品に仕上がっている。
気合を入れずになんとなく音として流しておく分には常にいい感じに聞こえてくる。
ああ、なんだろう。気楽な世界を熱く歌ってくれている。
不思議な世界だ。
曲目
1.VOICESA INSIDE
2.JE VOUS AIME(I LOVE YOU)
3.I BELIRVE TO MY SOUL
4.MISTY
5.SUGAR LEE
6.TRYIN' TIMES
7.THANK YOU MASTER(FOR MY SOUL)
8.THE GHETTO
9.TO BE YOUNG, GIFTED AND BLACK
ダニー・ハサウェイの作品
EVERYTHING IS EVERYTHING
DONNY HATHAWAY
LIVE!
ROBERTA FLACK&DONNY HATHAWAY
EXTENSION OF A MAN
IN PERFORMANCE
最新更新日 2021年9月8日 更新
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