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カウント・オジー、ショートストーリー |
レゲエがまだレゲエと呼ばれる前の時代にレゲエ初の録音とされる「オーキャロライナ」を録音したミュージシャンである。彼自身はラスタファリズムの教区内で生まれた人間で結構宗教としての音楽として存在をしていた部分での影響があるような感じだ。
だが基本的にはスカに発展していくような音であり、彼自身がパーカショニストであったが為に打楽器グループを作り前述の「オーキャロライナ」をその時に録音するというような流れになっている。
カウント・オジー名義のものは寄せ集め盤の1枚かち思われる。その後はMysticRevelation Of Rastafari を編成し3枚の作品を出している(あくまでも確認できたものとして)パーカショニストなのでとにかくは打楽器でつくられた音楽という聞き方が正しいのかもしれない。パーカッションにサックスの組み合わせ・・・レゲエでもよくあるわけだが、要するにレゲエの原型がここにあるということなのだろう。
ゆったりとした音の中に軽妙にかつにぎやかにかつ訴えかけるように、、、うーん本当に表現が豊かなパーカションの録音だ。カウント・オジーは基本的にラスタの中にいたこともありその中での音楽の仲間とともにいろいろとやっていたようだ。その中にはリコ・ロドリゲス、ドン・ドラモンド、ローランド・アルフォンソなどもいた。レゲエが生まれた背景とその原型がここにあるということなのだろう。
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カウント・オジーの作品 |
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