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トランプ |
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独特な音の塊がやってくるというと大げさだが、おそらくはそのあたりの音の雰囲気をだして流浪の旅へ・・・まあそういうところの音作りなのだろう。単純にブルースというのではなく、軽くコンセプトアルバムになっているのかもしれない。
そう、ギターということではなくここにあるのは歌。だがテーマはやはりギターで歌われていく。締めのPICOがもう完全にギターだけでの締めになっているところ結構カッコ良かったりもする。そう、50年代の伊達男による流浪の旅のコンセプトブルースアルバムという考えたが一番ぴったりするのかもしれない。何しろギターよりもひたすら歌なのだ。50年代だからまだチェスのシカゴの前夜といった感じなのかもしれない。そう、演奏の雰囲気がそれを支配したチェスとは違い、歌を中心にしてその歌をいかに表現していくか?というテーマがなんだか本当に深くありそうな感じがする。そう、歌詞に何気に大きな意味があるのだろうと、勝手に想像をしてしまいそうな雰囲気と歌。やっぱりコンセプトアルバムなのだな。しかし結構なんだかこのゆったり感と最後のギターの締めの哀感がなんとなく画が浮かんできそうなまでは大げさだが、やろうとしていることが単純ではなく結構面白いとことが何回聞いても案外飽きない原因なのかもしれない。しかし本当にあまりギターを弾かない作品だな(まあブルースのギターがあまりにも基本弾き過ぎなのかもしれないが |
曲目 |
1.TRAMP
2.I'M SINKING
3.GET YOUR GAME UP TIGHT
4.BACK DOOR KEY
5.TWO WAY WISHING
6.LONELY DAY
7.BLACK NIGHTS
8.YEAR OF 29
9.NO HARD FEELINGS
10.HUSTLERS GAME
11.GOIN' HOME
12.PICO
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