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COOL AND DREAD |
結構派手な音で始まる作品。80年代の音の全体が一気にクリアになっていったことの影響というよりも当たり前になっていた時代の音。日本ではほぼ興味がなければの位置にいたのが彼らの音。そう、3人組コーラスのキチンをしたレコーディングの音が日本では対してうけいれられてたわけではないわけだ。レゲェがまだまだボブの音が中心でブラック・ユフルが出てきての時代の音だけに当時の音作りの音がきっちりでている。パーカッシブ部分の軽くエレクトリック化される前の音が、現実にはすでにそうなっている的な音の中で歌われている音の集団といった感じの音だ。聞いていると結構楽しいのだが、あくまでもこれはおそらくはレゲェ好きだからだろう。好きものにとっては結構いい感じの音なのだが・・・・・そう、ここで新たな展開のある音ではなく、当時の新しめの音に歌を入れている感じになっているというのが現実だろう。80年代の新しめの明るい音の中で明確な歌が歌われていくというのが全体の印象だろう。言葉は明確に歌われ、しっかりと何かを伝えるのだ的なつくりが結構悪くない感じで聞こえてくる。そう、レゲェ好きなら明るく聞くことができる作品なのだろう。だが決して最先端に新しい音を作っているのではなく、その当時の音でキチンと歌を歌っているというのがこの作品だろう。楽器の音がキチンととられているところが結構いい感じ。そう、その場近くで演奏してくれているような・・・・これは聞き方次第かもしれないが。うん、そう、本当にレゲェの歌そのものが好きなのであれば結構いい感じの音の中で丁寧に歌を歌っている三人組ラヴァーズ・ロックだ。だが有名どころとは違い、そこまでポップではなく、音の作りがまだまだ当時のエレクトリック機器のものだけにそのあたりの音が時々でてしまうのが難点なのだろう。悪くはない作品。まあレゲェにはまってしまってその中でその先もの状況になり、まあエレクトロニクス化の初期の音を聞きたいというときには結構いいかもしれないね。本気でそのあたりの工夫を聞くにはいい作品。だけどここでしかない!と、いう音でもないことも確かだ。 |
曲目 |
1HEATHEN,
2.SING FAREWELL
3.EASY NOW
4.MATERIAL COMPETITION
5.I AM WHAT I AM
6.WHAT AN AGONY
7.PEACE AND LOVE
8.CHAT WITH MY WOMAN
9.JAH HELP THOSE
10.HELPFUL DUB |
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