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A REAL NOTHER FOR YA |
ゆったりと、緩やかに、そう呑気な夜の酒場で気楽な雰囲気を楽しみながらギターを弾きつつも歌を歌いの世界を表現しまくっている作品だ。緩やかなファンク調の曲が結構いい感じで聞くことができるのがウリなのかもしれないね。
本当に午前中でも問題がないような・・・・・といいつつもやはり夜の音だね。
本気でカウンターに腰掛けながらの世界がここにあるわけだ。
ブルースという売りの中でも異質なものがあるのはこのあたりの表現の差なのだろうね。
黒人ブルースというよりも黒人の夜の呑気な酒場の世界というのが本当にぴったりとくる作品で、できれば言葉が分かった方がいいのだろうなの音になっているところが日本での黒人ブルースという位置付とは軽く方向性が違っている部分もありつつも、結構人気を集めていたのが懐かしい。そう、結構来日したときには普通に客が入る的な部分もあり、まあ不思議な存在でもあった。それがこの人の持ち味から出ているのだろう。
そう黒人ブルースというよりも、歌謡曲的な雰囲気があるような、そうなんであれ夜の新宿というよりも赤坂か?的な持ち味がまあ不思議な人だ。
ボゴーダーを使ったかのようなギターの音があるかと思えば、全くもって素直にギターの音をそのままといったソロ部分もあり、ギタリストとして見た場合の分かりやすさと楽しさはかなりのものなのだろう。速弾きとかハードさとかいった部分とは全く離れているところが、まあ、普通の世界にいるにはぴったりというところがこの作品だな。まあ、だけどこの人の作品の基本はこのあたりでもあったりするから、うーむ、年違いの表現の差や、季節感の面白さがなんともいえずにいい感じなのが本当にいい感じになっている。夜の眠りが難しいときは逆に思わず聞いてしまってだめかもしれないな。いやあ、悪くはないけれど、なんだろう畑違いを楽しむ感じなのかもしれないね。うーむ、一歩間違うと夜の社交界かな。とにかくいい感じで思わず聞けるところがブルースというよりも・・・・うーむ。悪くはないけれど大傑作ということでもないね。 |
曲目 |
1.I NEED IT
2.I WANT TO TA-TA YOU BABY
3.SUPERMAN LOVER
4.AIN'T THAT A BITCH
5.SINCE I MET YOU BABY
6.WE'RE NO EXCEPTION
7.WON'T YOU FORGIVE ME BABY
BONUS TRACKS
8.I NEED IT
9.SUPERMAN LOVER
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