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ZION CHANT |
優しい音とフレディ・マクレガーの温かい声で始まる本当に穏やかな時間の中のラバーズ・ロックがここにある。
バックの音が本当に磨き上げられているということもそれを応援し完全にこの作品の優しい心がキチンと伝わってくる名作だ。フレディは大ヒットメーカーであり、ジャメイカでのトップのシンガーであり続けているわけだが、そのあたりの気遣いや心の優しがすべてこの作品で出ているといっても問題がないということなのだろう。とにかくは音の空間への広がりがキチンと出来がっているということが本当にこの作品の何気ないすごさを支えている。ダブ的な部分としてきくことでもいけるのかな?と一瞬思わず・・・そのぐらいバックの音はすごい。ソウル・シンジケートの音が本当に完全のこの作品を作り上げている。
ただ録音時期や場所が違うのかな?と、一瞬思ってしまう瞬間もあるがレゲエでそんなことを気にしていたら何も始まらないというのも真実だろう。ラバーズ・ロックを初めて聞く方は、いったいレゲェとは?と陥る瞬間もあるかもしれない。そうレゲェという枠から大きくでてもって大きなところで作られているのかな?と感じさせられる部分もある作品だ。何気に一人でいて静かにレゲェを聞きたいという気分があった時にはこの作品はおすすめ。そう、レゲェであったことの大部分がここにはあるのかもしれない。うーむ、ラバーズ・ロックの大人版だな。
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曲目 |
1.Wa Got Love
2.Jah Will Bless You
3.Chant it Down
4.Chant It Dub
5.Walls Of Jericho
6.Brandy
7.The Overseer
8.Rasta Have Faith
9.Jah A We Father
10.Rustaman Camp
11.Do Good
12.Sitting In The Park
13.Jah Count Oh I
14.Zion Chant
15.Oh Me Oh My
16.Why Did You Do It
17.Lovers Rock
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