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I'M JOHN LEE HOOKER |
独特のギター音で全体を引き締めて迫ってくるジョン・リーのveeJayでのファースト。ここに彼の本当の姿がすべて詰まっていると言っても過言ではない作品。ここでの音がその後の彼の作品に敷き詰まっている感じが非常に強く、その印象が先にあると、その音しか聞こえてこないという彼のスタイルの典型的作品だ。いまだにこの時の音のなんともここでしかというか、彼しかという音が聴きたくなってきたときには、何度でも訪問して聞いていたい感触が残っているのは、本当に彼のスタイルが彼のものであり、他では聞くいことがあり得ない音だからあのだろう。そう、いわゆるブルースギターの典型的なソロ付きのギターとは全く違うものであり、また基本的にはカッティングの塊みたいな作品だからこそ、印象に延々と残り続けるという状態を作っているのだろう。なんであれ
BOOGIE CHILLUMという彼そのものを聞くことができるがなんともうれしいところであったりもJするから何年たってもジョン・リーを聞きたいとなると何気に聞いているというのがこの作品ということになっていく。初めての人もそうでもない人もやはりここを起点にするのが大正解だろうという、彼そのものの作品がこれなのだ。ブギー・チュレンは永遠の作品なのだ、というと違う印象が出てくるが、まあそういうことはない。ブルースのブギー!やっぱりいいねこの作品は。 |
曲目 |
1.DIMPLES
2,HOBO BLUES
3.I'M SO EXCITED
4.I LOVE YOU HONEY
5.BOOGIE CHILLUN
6.LITTLE WHELL
7.I'M IN THE MOOD
8.MAUDIE
9.CRAWLIN' KING SNAKE
10.EVERY NIGHT
11.TIME IS MARCHING
12.BABY LEE
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