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バマー・ロード |
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ひたすらまっすぐに!!そういった雰囲気でブルース道を行く!!っておいおい、それではなんだろう的言い方だが、結構なんだろう道を極める的雰囲気の中に慎重にそして、裏側も見せながら進んでいくぜ!のノリが本当に満ち溢れている世界がここにある。そうひたすらのシカゴブルースをきっちりと演奏し歌い上げている。目立つ曲はない。そう曲だけでやっているのではなく全体のバンドのノリで作品を作り上げている感の強い作品だ。極端に有名な曲は収録されていない。そう、きっとこれが彼の普段の生活の中の音なのだ的な音の流れが一番に聞こえてきて、その中で一緒に思わずがあれば、そう、それがこの作品を理解したという流れになっていくのだろう。いやあ、ブルースの基本をしっかりと吸収したい人には結構よかったりするのかも・・・・・ってまあそれって・・・・うーむ。そう今の時代にこの音楽を極めるのだ!という人がいるようにも思えない。黒人ブルースの普通の息遣いがここにあり、その息遣いが好きでその息遣いの中で生活したい人向けの作品なのだろう。
そう傑作ではないが無意味でもない。このなんだろう音の塊が好きであれば最高だが・・・・の世界だな。うーむ。
だがこの作品の良さがある、それはレコーディング風景が見えてくる部分があるところだ。いやあ、本当に今作っているのだ!的なレコーディング実況中継が本当にいい感じだ。
この部分が好きになるかならないかが一番の大事なところなのかもしれない・・・悪くないと思うけどね、私はこの作品が。 |
曲目 |
1.SHE GOT NEXT TO ME
2.SANTA CLAUS
3,LITTLE VILLAGE
4.YOUR FUNERAL AND MY TRIAL
5.LONESOME CABIN
6.I CAN'T DO WITHOUT YOU
7.TEMPERATURE 110
8.UNSEEN EYE
9.KEEP YOUR HAND OUT OF MY POCKET
10.OPEN ROAD
11.THIS OLD LIFE
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