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Too Many Cooks |
地味に進んでいく感の強い作品だ。なんだろう、きっちりと大見栄きってということではなく自分の持ち味をしっかいりと伝える的な作品になっている。そう、決して悪くはないのだが、なんだろう、ズドンと攻めてくるような作品でもない。行き着く先は平凡ということになってしまうのかもしれない。要は考え過ぎの作品なのだと思う。決して悪い作品でもなく、これでバンドをやっている人が聴いたら、全く違う感想になるであろうことは軽く見えている部分もあるのだが、聞き手が全員バンドをやっているわけではないという部分での聞き手の差があるのかもしれな。絶対的に悪いということではなく、本当に地道にしっかりと何かを伝えようとしていることは確かだ。だが、それがイマイチ、どうもという感があるのだ。なんだろう、極端な表現を避けたとか、ブルースという音楽の中で自分を殺してしまったかのような雰囲気があったりするから、やっぱり考え過ぎという評価が正しく思える。何気に適当にブルースを力まずに流しっぱなさいであれば気にならないことも、これだけを聞くとなるとちょっと、何かが緊張しまくりに聞こえてきてしまう。だから、なんだか考え過ぎなのでは????という感じがあるのだ。悪く言えばオーバー・プロデュースとかなってしまうのかもしれない。なんとも微妙な作品だ。だが彼のファンが聴く分には悪くないのかもしれないね。 |
曲目 |
1.Too Many Cooks
2.The Score
3.When The Welfare Turns Its Back On You
4.That's What I'll Do
5.I'd Rather Be A Wino
6.Who's Been Talkin'
7.Sleeping In The Ground
8.I'm Gonna Forget About You
9.Nice As A Food Can Be
10.If You're Thinkin' What I'm Thinkin'
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BAD INFLUENCE |
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