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| THE COMPLETE IMPERIAL RECORDINGS |
全体にあふれる優しさの感覚がなぜか思わずほっとするような気分にさせてくれるインペリアルにおけるコンプリート盤。本当にブルースを離れてもう少し軽く明るくなると違う世界が見えてきそうな曲が多い。疲労回復に最高！は、大げさだがそんな感じさえする、本当に優しいベスト盤だ。
インペリアル時代のすべての曲を網羅したアルバムで他のアーティストも同じようなジャケで発売されていた、本当にそのアーティストの本質を見事に表現した作品。この優しさは本人の体の不幸の部分からもあるのかもしれないが、この声の優しさには驚くものがある。ブルースというよりもの世界がありそうな優しい声がバックの楽器の音を巻き込んで綺麗な一つの世界を見事に生み出している感すらあるブルースを離れても聞くことができる音がここにある。基本は第二次大戦前の世界になっている。だからこその楽器の音の響きがあったりもする。しかし基本的なギターは変わらない。どんな地域でもそしてどんな年代でも共通なものでの音だけに、まるっきり違う音はここにはなく、ひたすらスヌークス・イ-グリンがキチンと歌い上げている。ギターはやはりギターで変わらない世界だ。きっちりとミスなく使えることを命題にしているかのようなきっちりした音の出し方が逆になんだろう、彼の特徴として聞くことができるから不思議だ。優しさの中のブルースということでいいのだろう。
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| 曲目 |
1Yours Truly
2Nobody Knows(The Trouble I've Seen)
3That Certain Door
4ByThe Water
5If I could
6Guess Who
7C.C.Rider
8(Mama Talk To Your Daughter
9I've Been Walkin'
10.My Head Is Spinnin'
11.Would You
12.Travelin' Mood
13.Goin' To The River
14.I'M Sleepin' in
15.Nothing Sweet As You
16.Don't Slmn That Door
17.People Are Talkin'
18.Long Gone
19.Willy Lee
20.Reality
21.Wily Lee
22You Call Everybody Sweetherat But Me
23.Little Eva
24.Cover Girl
25.Is It True
26.Down Yonder(We Go Balling) |
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