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THAT'S WHERE IT' S AT! |
なんとなくじわじわと攻められているかのような、なんとも言えぬ怖さで迫ってくる。
と、いうと大げさだが、なんとも言えぬ迫力が地べたから襲い掛かってくるかのういような音で進む。いやあジョン・リーの必殺ワンコードの世界の典型が様ってくる作品だ。
ジョンリーの迫力や典型的音をあっさりと聞いてみたい向きには結構いいのかもしれない。
そう、だがこれがスタックスから出ているところに面白さがあるのかもしれない。
ジョンリーのワンコードの世界をなんとなく必要以上に強調しつつも、案外聞きやすいような・・・これは錯覚か、ジョンリーの聴き過ぎとおいことになるのだろうが、ただしいい部分で家ば本気で録音が見事にジョンリーをとらえているということなのだろう。そう、他の作品よりもまろやかな音でそれでいて音が深く低音を見事にとらえ、そこにジョンリーのよさを見せてくれているのだ。曲によってはなんとも言えぬ盛り上げ方の歌い方すらあったりする。
もしかすると彼の作品の中で一番聞きやすいのかもしれない。そう、ギターの音を見事にとらえまろやかな感じでの表現・・・・なんとも言えぬ不思議な感じすらある作品になっているところがまあ、変な言い方だがポップなのだ。
スタックスでの録音という部分でも「おいおい」というところになるのが普通のような気もするが、それがいい感じで表現につながっている。
彼そのものという感じにはならずに、だがいい感じで気楽に聴くことができる作品になっている。61年録音で69年の発表という部分にもなにかこのあたりの秘密が実際はあるのかもしれない。録音はしてみたものの・・・・・・・があってもおかしくないことは確かだ。
だが本当に聞きやすい作品。代表曲はないから息抜き的にという感じなのかもしれない。
だが心して聞かないと・・・そう、なんだかんだでのジョン・リー・フッカーだ
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曲目 |
1.Teachin' The Blues
2,Goin' To Louisiana
3.I Need You
4.My Love Gomes Down For You
5.Please Don't Go
6.I Just Don't Go
7.Show And Easy
8.Two White House
9.Feel So Bad
10.Grinder Man
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