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ソウル・トレイン・フロム・ニューオーリンズ |
ものすごい迫力のある軽く高目の声で開始を告げてギターの音が続く。そう、本気で弾き歌う覚悟がこのあたりで露骨に出てくるド迫力手抜きなしのライブ。
ギターは絶好調。そう、全く持って手抜きという言葉が見えてこないというのが凄まじいところだ。何かしらの抜けとかが出てもの人間という生物。だがそんなことはみじんとも感じさせないライブだ。ひたすらの演奏がこれ!と言い切ってもいい感じの音の流れがほんとうに気分がいい音になって伝わってくる。何しろ最近の自分の部屋の中の音はこれだけになっている状況がかるーくあるのだ。暑い真夏の中でもそれ以上の熱さを持って音を伝えてくれる。そんなこのライブと同じものが日本でもこの作品発売前にもあったのだ。最初はライブインジャパンか?と思いつつ購入。なんてことはないいやあニューオーリンズの音だった。だからすさまじさにますますの状態となってそれが音になって伝わってきているわけだ。細かなギターの音の繊細さもあればド迫力ソロもあり、そしてそのビート感とリズムの正確さは絶句ものの素晴らしさがある。どんなに優秀なギタリストでもここまでの音はなかなか出せるものではない。彼の個性とその技術の高さ、ビートの楽しさすべてがザ・ベストと言い切れてしまうような音がここに広がっている。超お勧めのライブだ。バックのバンドの音の支え方素晴らしく、完全にスヌークス・イーグリンを見事に引き出してくれている。歌の軽ーい説得力もいい感じ。そう、のどかにでも楽しめてしまう部分がこのニューオーリンズでのライブのよさなのだろう。まったくもって何年たっても飽きの来ないビート感最高のライブ。音質もよく本当に聞きやすい。繰り返し聞いてもなんら問題のないライブ盤は結構珍しいわけだが、まさしくこの作品がそういった優れたライブ盤の中にいてもその存在を見事に表現せいてくれるであろうことが分かるライブだ。
いやあ、朝から聞くとやる気が出るね。
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曲目 |
1.QUAKER CITY
2.I WENT TO THE MARUDI GRAS
3.SOUL TRAIN
4.DON' T TAKE IT SO HARD
5.MY GIRL JOSEPHINE
6.DOWN YONDER, WE GO BALLIN'
7.MY LOVE IS STRONG
8.TEASIN' YOU
9.LILLIE MAENU
10.NINE POUND STEEL
11.IT'S YOUR THING
12.YOURS TRULY
13.BOOGIE ON REGGAE WOMAN
14.RLACK NIGHT
15.REDBEANS
16.GOD WILL TAKE CARE OF YOU
17.TRAVELIN' MOOD |
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