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モア・リアル・フォーク・ブルース |
前作のリアル・フォーク・ブルースに続くもの。
軽く音質的に落とした感じもあるが、まあ時代を考えればそんなところなのだろう。つややかな音は途中までないが、内容は基本は弾き語りに近いマディのブルースが録音されている。
前作と比較すると極端に有名な曲はサッドレターになってくる感じだが、全編にわたり真剣なブルースを聞くことができる??
まあいい方はちょっと変だが、遊びがないブルースというところかな。ギターはあくまでも歌を支えるということになっている感じもする。基本はマディのスライドになっていて、ド派手なギターソロなどはここには存在しない。
そう、本気でようやくカントリーブルースからシティブルースへ・・・変な表現だが、そうアコースティックな感じはなく、軽く音がまだその手のものに近いものがある程度で明らかにマディの志向が違う方向にあるからカントリーくさくはない状態のまとまりになっている。
まあ、実際はこちらの音がその当時の音に近いのではないのかな?と勝手に思ったりもするが、とにかくは歌をキチンとまとめ上げたのだ、と、いったところの作品だ。ロック的なものを望む方はまあ無理だろう。実際私も理解できるまではそんな感じだった。ブルースの歴史の中では大事な一枚だが、好き嫌いはあって当然!というところだな。 |
曲目 |
1.SAD LETTER
2.GONNA NEED MY HELP
3.WHISLEY BLUES
4.DOWN SOUTH BLUES
5.TRAIN FARE BLUES
6.KIND HERTED WOMAN
7.HELLO LITTLE GIRL
8.EARLY MORNING BLUES
9.TOO YOUNG TO KNOW
10.SHE'S ALLRIGHT
11.LAND LADY
12.HANEBEE
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