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I HEAR SOME BLUES DOWNSTAIRS |
確実にきれいに弾いていくギターだ。本当にキチンと丁寧に弾く人だ。
その丁寧さが音や曲の表情にも伝わっている。この音ははたしてどのように
と勝手に想像をしてしまうのだが、そこには真摯に弾いている彼の姿しか浮かばない。本当に丁寧なギターだ。
ギターでビートを取り始めた瞬間からの弦をきれいにまた細かくカッティングしていく音も本当に教則本以上に参考になる本当に丁寧な仕事になっている。
曲がどうなんだ?というよりも彼のギターの音の彼自身だけでのつくり方が興味の対象になってしまう状況を見事に作り出す、空間をきれいに伝えてくる録音の綺麗さもかなりいい感じだ。
本当に真面目に曲を表現し、そこに必要なギターの音を出してくる。なんだろうここまdねい丁寧な仕事をするギタリストもなかなかいないだろう。
ジャスト・ア・リトル・ビットのギターの音の作り方はブルースではなく、むしろジャズに近くなっているようにも聞こえてくる。
そう、楽器の音を伝えるということに最高の喜びを見出しているギタリスト、そういう感じが非常にある、丁寧な音がここには多い。
繰り返し聞いてギターの学習にということも可能だろう。先生と言いたくなるようなギターがなんだかんだで聞きごたえがあることも確かだ。
本当に丁寧に作られたブルースアルバムだ。
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曲目 |
1.I HEAR SOME BLUES DOWNSTAIRS
2.JUST A LITTLE BIT
3.WEST SIDE BABY
4.I'M SO TIRED
5.I WISH FOR YOU
6.TILL ME WHAT'S THE REASON
7.GOING WEST
8.KILLING FLOOR
9.AS THE YEAR GO PASSING BY
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