|
アット・ニューポート |
マディ・ウォーターズのニューポート・ジャズ・フェスティバルにおける1960年のライブ盤です。決して派手な演奏ではなく、忠実にシカゴ・スタイルのバンド・ブルースは堅く演奏しています。この作品によりマディ・ウォーターズはアメリカの白人社会に認識されたとされており、またそれだけの内容がるライブ盤です。曲は彼のベスト番的選曲であり、それを表現力豊に演奏しています。 いわゆるブルース・ロック的なものとは一線を画するものであり、むしろ、マディ・ウォーターズの歌とスライド・ギターを中心とした音であり、また彼がミシシッピー川流域の出身であることを証明するかのような昔のカントリー・ブルースを発展させた音です。 ただし「GOT
MY MOJO WALKIN'」をはじめとしてバンドが一体となるこの種の音楽の凄さがここにはあります。 ライブのメンバーは超一流とまでは行きませんが名うての者です。ジェームズ・コットンもこの頃はまだまだ小僧です。 OTIS
SPANNOピアノがより一層この演奏に深みを与えてます。収録時間は当然アナログ時代のものですから短めですが、内容はとにかく濃い。ブルースのライブの大名盤です。
録音に参加しているメンバーは
OTIS SPAN(PIANO,VOCAL ON GOODBIE NEWPORT BLUES)
ANDREW STEVENSON(BASS)
JAMES COTTON(HARMONICA)
PATHARE(GUITER)
FRANCEY CLAY(DRUMS) |
曲目 |
1.I GOT BRAND ON YOU
2.I'M YOUR HOOCHIE COOCHIE MAN
3.BABY PLEASE DON'T GO
4.SOON FORGOTTON
5.TIGER IN NEW YORK
6.I FEEL SO GOOD
7.I'VE GOT MY MOJO WORKING
8.I'VE GOT MY MOJO WORKING,PART2
9.GOODBYE NEWPORT BLUES |
|
|
|
|
|