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100%COTTON
ジェームズ・コットンのCD
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100%コットン

時代の変わり目を感じさせてくれる作品。
ブルースが単純にブルースというものではなく、結構、まあブギーと考えればいいのかな?
そいう感じで、いわゆるブルースとは違うよ的な作品になっている。だが時代はまだまだ中途半端な部分がある年代。
歌とバックが一体になって攻め込んでくる雰囲気が、この時代の良さなのかもしれない。
難しいことではなく演奏する側も楽しんでいるという雰囲気丸出しの音になっている。
ブルースという面だけで考えれば新しい音となっていたのだろう。だが大きく時代が変わった状況では、まあその時代の楽しかった音になっている状況だ。
決して悪い作品ではないが、これはブルースからの時代の変わり目という部分がわかっているかいないかで感じ方が変わるであろう音になっている。
そう、あくまでもブル−スの世界からの新しい展開ということになっているわけだ。
おそらくこれって演奏する側は本気で楽しい状況なのだろう。
ビートに対するノリが本当に楽しい感じが伝わってくるからだ。
単純にブルースということではなく、新たなビート感の模索という聞き方が一番正しいのかもしれない。
楽しいがだが時代がそうさせている音なのだろう。
ブルースの流れやブラックミュージックの歴史の流れという部分での分岐点的な音の一つであることは間違いない。
ブルースから軽くファンク的ノリが・・・・・・
難しいね。お気楽極楽に聞くには結構いい感じだ。
ブルースバンドで楽しくという向きには結構よいのかも。
そう、はまりきって、これを演奏するのだ!方向にいくのであれば結構いいのかもしれない。そう、ブルースを演奏したい人には最高の教科書のひとつだろう。


曲目
1.BOOGIE THING
2.ONE MORE MILE
3.ALL WALKS OF LIFE
4.CREEPER CREEPS AGAIN
5.ROCKETT88
6.HOW LONG CAN A FOOL
7.GO WRONG
8.I DON'T KNOW
9.BURNER
10.FATUATION
11.FEVER



ジェームズ・コットンの作品

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最新更新日 2021年8月23日

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