本文へスキップ

アンクルマツのCDガイド ロック、ブルース、ソウル、ファンク、レゲェ。ベーシストCD紹介サイト 

アンクルマツのCDガイド INDEX

ディアンジェロのCD
D'ANGELO
EADLINE

ディアンジェロ ショートストーリー

1995年にデビューした現代の天才。
ニュークラシック・ソウルという言葉が独り歩きしたときに
そのなかの中心として光り輝いていた。
デビュー・アルバムのからカットされたブラウン・シュガーは
延々とチャート50位以内に入り続け(最高R&Bチャート6位全米27位)
その他カットされたレディはR&Bチャート2位、
全米でもトップ10入りした。
作曲家としての才能は素晴らしいものがあり
エリカ・バドゥにも曲の提供をしている。
彼のの音楽は、いろいろな過去の素晴らしい黒人音楽の
エッセンスが凝縮されたものであり
その肌触りの柔らかさや
彼のファルセットを加えた全体の歌唱も
情感豊なものであり本物の凄さが感じられる。
ジャズ的フレーバーもあるのだが
これは本人に言わせると、
特に強く影響を受けたわけではなく
生活の中で聞き続けている音楽の中にたまたまジャズがあり、
そのためにその影響が出ているのではないかということだ。
むしろ、プリンスやヒップホップがさきであり
その後いろいろな音楽を掘り下げていった中に
ジャズがあったということのようだ。
またア・トライブ・コールド・クエストの
アリ・シャヒード・ムハマッドとの交流があり
前出のブラウン・シュガーは彼との共作である。
セカンドアルバム「VOODOO」からはいきなり方向転換。
そう、今のブラックミューシックという方向への
前向き姿勢ということなのだろう。
歌がまずはあったファーストが
セカンド以降はその先に進むための音という方向に流れている。
ビートそのものがやはり時代の先をいくということなのだろう。
これが年代の差なのだろう。
理解ができるとその感じ方が変わる。
やはり最先端の音ということに
目が向いているとことであって、
伝統の継承ということでは当然ない。
しかしビートの取り方がもう違うのだな
ということをはっきりと認識させてくる音がここにはある。
いやあ、凡人と天才の違いを見事に表現しているのが
彼ということなのかもしれない。

             ディアンジェロの作品

作品名
1995 BLOWN SUGAR
1996 D'ANGELO LIVE
2000
VOODOO

BLACKMESSIAH




Google
ウェブ を検索 uncle-matu.net を検索


最新更新日 2022年4月2日

昔のインデックス