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エコー&ザ・バニーメン、ショートストーリー |
パンクがニューウェイブの流れに移行していた時期に大ブレイクしたバンド。
ビートの強いいかにもイギリス的な音でありつつも、結構醒めた雰囲気で曲を演奏をしていた。そして生まれがリヴァプール。その昔のことも絡め一気に話題になっていった。
そのころにジュリアン・コープらも出てきた一気にリヴァプールムーブメントの中心的存在になっていった。とにかく特徴はヴォーカルのイアン・マッカロックの声。太くのびのある声がきわめて特徴的でこれがまたバンドのサウンドにもマッチして絶大なる特徴のある音に仕上がる原因になっている。これに故ピート・ディ・フレイタスの見事なドラミングが完全にささえ、サイケ的な音を出すギターと絡め、とにかくは冷たさとそして延々と続く旅のような雰囲気を醸し出し、きわめて特徴的音が作り上げたいった。この彼らのデビュー時期はまだまだアナログディスクの時代。12INCHの45回転シングル、そしてミニアルバムが発売され、その特徴が別ヴァージョンなどでも見事に光つづけ、大きなムーブメントを作っていくことになっていった。この全盛の時代にワールドツアーを続け、なんと日本には2度来てしまった。だがバンドはつかれまくりボロボロ。二度来たうちの後に来た方を生でみたが、バンドは完全にまともな状況ではなく、ステージ上ではドラムが壊れるというはハプニングまでもあった。その後の作品は輝きが薄れ、結構静かな音に変化していき、気が付くと実質解散状況にもなっていった。現在は再編しツアーを再開している模様。だが、そこには昔の輝きがあるかどうかは本当に不明。一番の音の中心的存在がそこにはいないからだ。。。。 |
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エコー&ザ・バニーメンの作品 |
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