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ザ・ポール・バタフィールド・ブルース・バンド ショートストーリー |
今からではもう大昔の取扱いになるのだろう。その当時は発見的な扱いでの流があったようだ。
要するにブルースの見直し。基本はあまり誰も知らなかったところの音楽を表にだしと、といったところだったのだろう。それがその当時の新しい音楽への興味と重なり空前絶後は大げさだが、今、聞くとなぜにそこまでの音ではあるが、しっかりと求められる音を伝えるという部分では本当に素晴らしい音がここにあるような気にもさせてくれる。ただしこれは60年代終わりから7年代の始めという本当に今からでは大昔の時代のお話。
ただ気持ちがいい音になって伝わってくるのは真剣にこの音楽を伝えるのだという気分が大きいからなのだろう。いまでは街中のライブハウスでいくらでも聞くことができる音に過ぎない部分もあるのだが、演奏力の高さと、演奏者の潔さでなにげに繰り返し聞いてしまうということが起きる不思議な音・・・は大げさだな。
まあ懐かしのあの頃の音と、いう取扱いになるわけだが、真剣にキチンと解釈をして最高の表現をするという真摯なものがあり、何年たっても気持ちよく聞くことができることは確かだ。
マイク・ブルームフィールドのギターの音をどう感じるかでこの作品への評価が割れるのだろう。
最新のものではない、うーむ一歩間違えば懐かしのメロディーになりそうだが・・・・・
しかしまあ、歴史には欠かせない音であることは確かだ。
たまに聞くといい気分がえになることは確か。たまに聞くと結構面白いのかもね。
ギター弾きが今どれだけいるかはわからないがいい教本であることはまた確かだ。
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ザ・ポール・バタフィールド・ブルース・バンドの作品 |
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