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PICK A DUB
KEITH HUDOSNのCD
HEADLINE

ピック・ア・ダブ 
キース・ハドソン

なんだろう、なんとも言えぬ爽やかさが
作品を包み込んでいる。
非常に聞きやすいダブ作品だ。
重さではなく軽くダブで楽しむといった趣すらある
不思議な作品といえる感じが強いのだ。
パーカッションの類の見事さは
素晴らしさすら感じる出来になっている。
それに折り重なっていく他の音・・・・
そしてその音には無駄がなく、
細かく、多くはない楽器などの音が  
弾みながらその音を出して終結していく的趣が強い。
そう、爽やかな雰囲気すらあるという、
まあなんとも平和で和みやすいダブ作品として
出来上がっている。
参加メンバーが豪華版。
キース・ハドソンにホレス・アンディが加わり
ウェイラーズのバレット兄弟や
ソウルシンジケートのメンバーが参加している。
とにかくは音の細かさが際立っている。
そう、音が丁寧にとられていて,
それに重低音ダブが重なっていく。
だがその音が丁寧にとられているので
重く引っ張られるような暗さは全くなく、
そこに加わる弦系の音がなんとも言えずに
細かく彩をつけていくので,
全くもって飽きのこない音に仕上がっている。
しかし、このような素晴らしいダブ作品
を作り出した人間はガンで亡くなっている。
なんとも音が泣いているような気にさせられるのは
それはその情報に頭がリンクして思いがけずの
感想になってきてしまうということなのかもしれないが
3曲目の曲想がなんともあの歌からだろうという
部分があっても悲しげな音になって伝わって
きてしまう。ダブにおけるなかなかの和み系の音。
いいよ、これは本当に!

曲目
1.Pick A Dub
2.Black Heart
3.Michael Talbot Affair
4.Don't Move
5.Blood Brother
6.Dreaded Than
7.In The Rain
8.Part 1-2 Dubwise
9.Black Right
10.Satle
11.I'm All Right
12 Depth Charge


キース・ハドソンの作品
STUDIO KINDA CLOUDY
BRAND

PICK A DUB


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最新更新日 2024年4月3日

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